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九条を改正しないとサッカーで勝てない

【あらまし】 W杯についての感想色々。
【キーワード】 [メガロマン][諸星大二郎]

表題の件についてまずは言及しときますね。

某巨大掲示板で一度だけ見かけたコピペ(←たぶん)。


92 :名無しさん@恐縮です :2006/06/14(水) 19:23:13 ID:OY1zx9E80

【日本代表サッカー憲章】<第九条>

 1. 日本代表は、ファッションと無気力を基調とするサッカーを誠実に希求し、勝利への執念の発動たる攻撃的サッカーと、強靭な体力および精神力の行使は、国際試合を戦う手段 としては、永久にこれを放棄する。

 2. 前項の目的を達するため、得点決定力を有するFW、および強靭なDFは、これを保持しない。 ジーコ監督への批判・非難は、これを認めない。


いや、ウマイなあ...と思ったんだけどあまり流行らなかったみたい。それにしても振り返ってみるとまるでホントにこういう決まりがあってそれを守ってたみたいな試合展開でしたな。

と、いうかコレを基点にして色々妄想できてしまうというか。

例えば最後の部分「ジーコ監督への批判・非難は、これを認めない」なんですけど、確かにそういう感じだったらしい。前任のトルシエに対してはかなり苛烈な批判が見られたけどジーコに対しては全然そういうのが見られなかった。

もちろんジーコとトルシエでは全然ヒトトナリというかサッカー人としてのポジションが違うから比較はしにくいんだけどね。

っつーか、オイラでさえジーコのことは仮に彼がどんなに客観的にダメダメとしか言えないことをやったとしても批判する気になれないしな。まして間近で彼のことを見て来たサッカー界の人間だったら...とは思わなくもない。

でもトルシエの通訳だったダバディ氏がジーコのマスコミ批判について述べたこういう意見なんかを見るとちょっと考えてしまう。


トルシエ監督と岡野前会長は「メディアとスポンサーをやや敵に回しても」日本代表の環境を優先しました。ジーコ監督と川淵会長が「メディアとスポンサー」に協力をする姿勢をこの4年間見せました。

なんですかね、ダバディ氏の意見はこういうこと↓でしょうか。

☆ビジネスと代表環境との兼ね合いは難しい
☆トルシエはビジネスよりも代表の環境を優先した
→マスコミに叩かれたが結果を出すことで乗り越えた
☆ジーコはクロアチア戦まではビジネス優先のやり方に従った
→マスコミには擁護されてたが結果を出せなかった
☆どうバランスをとるかについて討論すべき!

ネットでは微妙にコレについての討論も起きているようですけど、なんだか前途多難な気配。ガッツリ斬り込んでいるのは日本版オーマイニュースというところの記者だけっぽいけど、アソコはちょっとアレだしなあ(笑)。いや、偏見はいかんね。

どーもね。空疎なものをただ祭り上げれば錬金できる!という構図というか戦略というか信念があるよね。ある種の人達のところには。

一方祭られているものを空疎だと思えない人々からすればこういう連中は本当にむかつくというか罰が当たってどうにかなれば良いのに!という存在なわけですが。

諸星大二郎の漫画でいえばこういう感じ↓ですかね。

060624_01

あ、でも上に引用した漫画(観光のために行った偽祭りで悲劇が...という「闇の客人」)で犠牲になったのは何も知らない観光客と現場のスタッフばっかりで仕掛けた連中は無事に済んでたな。案外現実もそんなもんかも(笑)。

興行師っていうのは基本的に"A sucker is born every minute" という考えで、そういう連中(=sucker)をいかに騙すかってところがキモなわけなんだからまあしかたがないのかね。ウサギがイタチに喰われるような自然現象なんでしょうな。

あ、あとsuckerとsoccerはチョット似ている気もしないでもない。

で、suckerはカモ(というかなんでも吸い込む...ブラックバス?)のことなんで語感が違うかもしれんけど、まあ、「間抜け」でもありますわな。

日本代表を見ていてなんつーのですかね、この「間抜け」問題って大きいのかもな、と思いました。

なんでもリトバルスキー氏が柳沢選手(通称:ヘナギ)を酷評してこう↓言ったとか。


同紙(←独大衆紙ビルト)は、Jリーグでも活躍したリトバルスキー氏がテレビ解説で、柳沢が絶好機を逃した場面について前ドイツ監督で往年の名FWルディ・フェラー氏の名を挙げ、「フェラーなら足にギプスをしていてもゴールを決められた」と酷評したことも紹介した。

引用は一応公式サイトから。某巨大掲示板で私がみた限りでもっとも多かったリアクションは「柳沢選手もギプスをしていたら決められた」というものでした(笑)。確かにそうかも。

目の前にガラ空きのゴールがあるのにワザワザ遠くにいるキーパーの股を抜いて外すというのは神業に近い。動けない方が入ったと誰もが思ったのでしょうな。

ところでリトバルスキーはなんで「フェラー」の名前を出したんですかね。別にマトモなフォワードの例を出すなら別の人でも良かったような。

私が見たスレには「ボール好きな犬でも得点できた 」という意見があって笑ったのですが、そういう感じの話ですよね。そもそも名FWと比較する必要もないというか。

で、思ったのですよ。そういえばフェラーって「キツネ」って言われてたんだなあ、と。2002年の記事ですがこんな風↓に書いてあります。


ドイツのフェラー監督は、2得点したロナウドを祝福した後、悔しい表彰式に臨んだ。選手と監督の両方の立場で優勝する史上3人目の栄誉は逃したが、就任わずか2年で、失墜したサッカー大国の再生の基礎を築いた。(略)選手としては1990年大会に優勝(当時西ドイツ)し、代表歴代3位の47得点。鋭い得点感覚と抜け目のなさで「キツネ」の異名を取った。

「鋭い得点感覚」と「抜け目のなさ」。どっちもハゲしくヘナギに欠けているものではありますな。というかですね、日本代表FW全般に欠けてますわな。いや、特定ポジションの選手だけじゃなくて全体に言えることかもしれん。

なんというか、サッカー選手の場合バカでも何にも問題はないのですが、マヌケだとダメなんでしょうな。いや、サッカー選手に限らないか。

バカっていうのは味方にとっても若干恐ろしい反面、困難な状況を打開するキッカケにもなったりします。あと敵にとっては結構恐ろしい存在なわけですよ。何するかわからないから。

でもマヌケはね。抜けているだけだから(笑)。味方にとっては超オソロシイけど敵だと楽勝な存在なわけで。

マヌケが威力を発揮するのは「全力で頑張ったのにこんなマヌケに負けるのか...」と相手が感じる状況を作れたときぐらいかな。ヘナギ選手のプレーも日本が圧勝している局面で出したら相手のプライドをズダズダに出来るスーパープレイだったんだけど。オシイね、実に。

そういうわけでリトバルスキーは「抜け目の無さ」を身につけろ!と言いたかったんじゃないかなあ...などと夢想してみた。

なんつかプレーだけじゃなくて色んなところで抜け目だらけな人達だからなあ。こんな↓のとかさ。

060624_03

クロアチア戦直後のショットらしいけど。ソースが東スポなのでアレだけどさ。こういうのを平気で撮られてしまうようだからプレーでもあんななんだよね、と思う。っつーか日本ではスポーツ選手で抜け目無い人間が育つ環境ってないような気がするな。

なんつーんですかね、一応目につく情報を総合してみると、今回の日本代表はホントにもうバラバラだったらしいですな。ただ、それが誰のせいというか何が原因か、ってところでは様々な見方があるらしい。薮の中って感じ。

プレーそのものに関する話で大きく分けると...

☆中田英寿が一生懸命頑張って世界レベルの厳しさを教えようとしたのにその他(川口を除く)の連中がついてこなかった→中田以外が悪い説
☆中田英寿が自分勝手&自分だけ目立てば良い&自分だけ気持ちよければ良いというプレーをしたのでメチャクチャになった→中田が悪い説

...というのがあるようですな。どーなんすかね。いや、別にもう終わった話だしどーでもいーという気もするけど(←エエーッ!)

060624_04

前に引用した諸星マンガでいえばこういう↑気分。

とはいえ欝100%な感じで記事を終えるのもアレなのでココロアタタマルネタも...。

高原選手はイタリアの新聞か何かに「メガロマン」みたいな髪型と書かれたらしいのですよ。こちらから引用。


16日付のイタリア紙コリエレ・デロ・スポルトで「W杯の変な髪形特集」が掲載され日本代表FW高原が登場した。(略)オーストラリア戦のプレーも「意味不明なドリブル、プレー。そして髪形は異彩を放つ」と酷評。「日本の“メガロマン”のようだ」と獅子をヒントにした特撮ヒーローに例えられた。

まあ、日本人でも知らないような特撮ヒーローだからなあ(笑)。円谷プロがウルトラマンをアニメで展開しようとしていたりした時期の作品で、まあ、アレです。ウルトラ兄弟&ハヌマーンという映画が作られたりしてた時期でもありますな。このあと「ウルトラマン80」が作られたりしましたが。

で、そのメガロマン。なぜかネットに上手い感じでイタリア版のオープニング動画がアップされたり妙に手際良く情報が出て来たのでちょっとアレな気分になってしまいましたが。

ま、ソレはソレとして、以下の画像を御覧ください。

Sugimadoka_01

ペペ氏に食いつきたくなりますが(笑)それは我慢して...ここは杉まどか氏に注目してみたい。最初にコレを見たとき「ラン杉」という役をやっている「まどか」さんかと思ったんですけどね、一瞬。さすがにあの時代に「まどか」という芸名は無いですよね。

うーんと、このサイトから一部引用してみます。


そもそも私は大学の卒論で「演劇教育」に取り組んだ時から、いつか「ミュージカル」を通じて子供達に心の教育を行いたいと考えていました。その後、舞台の芝居・ミュージカル・テレビドラマなどを経験して家庭に入り母親になりましたが、子育てを通じて子供が育つ環境(学校教育・地域などの人間関係・核家族化)について多くの不安と疑問をもち、子供が成長して行く過程で学ばなくてはいけない「協調性」「優しさ・思いやりの心」や「多くの大人から温かく見守られることによって得られる安心感」「個性を認め合い自信をもつこと」が出来る場を作ろうと考え15年前に「ミニー・ストーリーダンス」をつくりました。(略) どうぞ皆様、一緒に舞台を創る仲間として、「ミニー・ストーリー・ダンス」の心を応援してくださるお客様としてこれからも暖かく見守って頂ければ幸いです。
ミニー・ストーリー・ダンス主宰 演出 振付:杉本美奈子

なにか怪しい素敵なことをなさっている杉本美奈子氏。その経歴を見てみますと...。

1973年岡 里枝氏に師事。クラシックバレエを学ぶ。
1979年ミスユニバーシティ日本代表となり、渡米。
1980年TBSドラマ「こおろぎ橋」「哀愁学園」等TVドラマにレギュラー出演(芸名:杉まどか)
1981年日大芸術学部を卒業。青年座専科卒。

ああっ!「芸名:杉まどか」て!さすがに「メガロマン」のことは書いてませんが(笑)。日芸在学中に出演なさってたのですな。そんで「メガロマン」出演後にミスユニバーシティ。一瞬「ユニバース」に見えますが「ユニバーシティ」と書いてますね。渡米はホントにアメリカに行きました、ぐらいの意味なんでしょうか。日本のテレビドラマにレギュラー出演してるもんな。

ええと、卒論の演劇論にメガロマンがどう影響したのか知りたいものです!ホントです!

そんな感じで。

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