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昔の「コンピュータグラフィックス」

なんかお手紙セット(←?)を弄ってたら大昔の絵はがきが出て来たので一部をちょっと披露。著作権的にはどうかしらんですけど。

cg-title

いつ頃開催されたものなのか、全く記憶は辿れないんですけどね。

ええと、この展覧会のお土産で買った絵はがきの中から、最古の作品を探したらコレでした。

1978sig

Sun Stone, Ed Emshwiller, 1978て書いてあります。なんかどうやってもモアレが発生してうまくスキャンできないんですけどね。縮小とかすると酷くなるし。

当時の「コンピュータグラフィックス」の定義って今とかなり違いそうな感じがしますな。どっちかというとビデオアートっていうのに近いんじゃないのかな。コンピュータはあんまり関係してないっていうか。

ただ、こういうのは今見てもまだ微妙に面白かったりします。じゃ次。

1983sig01

Fractal Domain of Attraction 8, Alan Norton, IBM Research from the SIGGRAPH '83 Exhibition of Computer Artだそうです。今でも続いているSIGGRAPHに出展した作品なんですな。

ぱっと見、いかにもCGっぽいんですけどね。ただ、こういうのはあんまり複雑なことをやらなくてもソレっぽく見せられるんじゃないかと。MacOSにオマケでついてきたグラフ計算機とかでも(まあ、これより数段単純っぽいけど)似たようなことは出来たりするし。

あとこの作品はIBMとかの人が出しているみたいだから、ちゃんと画面も計算機上で作ったんだろうけど、当時は計算だけはコンピュータでやって、それで算出した座標に"手作業で"点描いてCG作品作ってたひともいたみたいだからなー。いいんだけどさ。じゃ次。

1983sig02

Summer Breeze, Jean Tracy, Genigraphics from the SIGGRAPH '83 Exhibition of Computer Artだそうです。キツイ(笑)。現代では許されませんな。パソコン教室でマウス操作(とコピペ)を習ったばっかりのオバチャンとかの習作としてならアリですけど。

衣紋掛けがかかっている紐(?)の微妙な感じとかが技なんでしょうか(笑)。で、次。

1983sig03

A Bird in Hand, Copper Giloth Real Time Design, Inc. from the SIGGRAPH '83 Exhibition of Computer Artだそうです。なんかトーキングヘッズのジャケにそっくりなのなかったでしたっけ?・・・と思ってググったら画面4分割以外全く被ってなかった!(→Remain in Light参照)。ま、それはそれとして(汗)やっぱりこれも今でいうCGとは違いますわな。スーパーインポーズみたいな技術なんですかね。コンピュータは使っているんでしょうけど。

なんつーのか、急速に陳腐化していく分野の技術を使ったアートって辛いですわな。その辛さを味にするしかないというか。よく「同時代には評価されなかったけど、後世に高く評価されました!」みたいな人が昔はいましたけど、これだとね、無理っぽい。

現代アートの、特にCG関係の人は、相対的に最先端の位置を常に維持し続けて伝説になって、その伝説を語り継いでもらう(←作品そのものじゃなくてね)とかしないと名は残らんだろうね。ま、残ろうとも思ってないのかもしれないけど。

90年代のマルチメディア作品とその作者とかも総じてそういう運命だったりしてたし。ま、とりあえず年末年始休業メンテナンス期間継続中ですが、そんな感じ。


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