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戦闘センスの欠如

これはひどい。

http://finance.yahoo.com/q/bc?s=USDKRW=X&t=5d&l=on&z=l&q=l&c=

ええと、グラフが変わるのでキャプっておきますか。

wk

通称「ワロス曲線」だそうです。確かに...。

ええと、上でリンクしたグラフは色々期間を変えられます。過去三ヶ月を見てみますか。

ws3m

うーんと、為替のこととか全然知らないのでアレですけど、やっぱり尋常じゃないんですよね?コレ。過去5年分とかみると、長期的にはなんか段階的に(2002年前半の後半あたりと2004年の最後から2005年始めあたり)KRWの対USDレートが高くなってるようですけど。

ただ、一日単位での動きがシロウト目には変にみえる。で、このあたり某巨大掲示板ではこんな↓話になっているようです。はー、ナルホド。


197 :番組の途中ですが名無しです :2006/01/31(火) 09:12:39 ID:dldAcSxP0
いまいちわからんのだけど、
①ファンドが大量のウォン買い。
②他の奴がつられて買い、ウォン高進む。
③韓銀介入・ファンドウォン売り。
④もとのレートに戻る。
ということでいいの?

198 :番組の途中ですが名無しです :2006/01/31(火) 09:36:27 ID:6iiSAmx/0
>>197
しかも毎回同じ値段になったときに介入するので、ファンドは利益確定してもらったようなもん。んで結局ファンドに大量に貢いでる状態。しかも息切れしてウォン高回避は出来ず防衛線は毎日下がってる、いやまあ防衛線が丸分かりになるような取引してるからワロスなんだが。

211 :番組の途中ですが名無しです :2006/01/31(火) 10:26:25 ID:NyRCk/nz0
全く同じ振れ幅で上下してるってことは、介入ラインと目標ラインがバレバレってことなんですかい?

213 :番組の途中ですが名無しです :2006/01/31(火) 10:33:00 ID:VQpuhSin0
これって俺でもハゲタカできるの?


なんか旧帝国陸軍の無能な指揮官みたいなセンスの無い防衛戦ですが(笑?)。何か大きな仕掛けでもあるんですかね。旧陸軍は破滅しましたけど...。

あ、でも裏とってないですけど日本は「ハゲタカファンド」(ハゲタカ...というよりはエヴァ5号機みたいだけど)の攻撃を撃退してるらしいですね。こんな↓方法で。


210 :番組の途中ですが名無しです :2006/01/31(火) 10:25:45 ID:Ea1dtaOv0
レートの事よく分からないけど日本も同じ様な事されたりするの?過去にされたとか。
218 :番組の途中ですが名無しです :2006/01/31(火) 10:59:12 ID:x7fxtB4k0
>>210
ぶちきれた日銀が100兆円核撃をちらつかせてハゲタカはびびって撤退 その結果2000匹ほど死んだ(ヘッジファンド2000社倒産)
227 :番組の途中ですが名無しです :2006/01/31(火) 11:28:46 ID:aIt7J+ML0
>>220
ttp://www.yomiuri.co.jp/atmoney/special/47/naruhodo146.htm

で、227さんが示している記事に飛んでみました。

「投機筋の円買い圧力が強い。きょうの介入は1兆円を超えそうです」1月9日朝、財務省大臣室。国際局の幹部は、財務官の溝口善兵衛が立案した介入方針を、財務相の谷垣禎一に淡々と説明した。円相場は1ドル=105円台目前まで来ている。谷垣に迷いはなかった。ゴーサインを受けた日銀のディーリングルームから、切れ目なく10億円単位の円売り注文が出された。「財務省はいくらドルを買ったら気が済むんだ。介入資金が底をつくぞ」大手銀行担当者の読み通り、財務省は介入枠を使い切ったが、保有する米国債を日銀に売却して5兆円の介入資金を調達し、午後2時ごろには1度に5000億円規模の円売り注文を出した。この日の介入額は、ドル買いでは史上最大の1兆6664億円に達した。(中略)財務省は大みそかも含めて年末、年始に15営業日連続で介入を続けて円高を食い止め、2月のG7での相場反転を狙った。1月22日、谷垣は日銀総裁の福井俊彦と会談し、「デフレ克服に向け、日銀の量的緩和と政府の介入政策は整合的だ」との認識で一致し、投機筋をけん制した。2月に米ボカ・ラトンで開かれたG7声明では、日本の強い主張で「過度の相場変動に懸念」が示された。しかし、別の資金力のある投機筋が円高への誘導を狙って円買いを仕掛け続けた。政府・日銀は相場の基調が円安に反転した2月下旬以降も、1ドル=110円付近になるまで連日押し下げ介入を続け、徹底的に投機筋を排除した。ほとんどの投機筋は、3月上旬に利益が得られないまま取引を手じまいせざるを得なくなった。目的を達した財務省は、3月16日以降介入をとりやめた。

ええと、「2004年6月1日」の記事なので2003-2004あたりの話なんですな。2003年9月から本格的かつ継続的な介入をしたと。それまでは 「日本政府がいくら介入しても、1ドル=100円を超す円高になる」とハゲタカに舐められてたみたいですな。ふむ。

谷垣氏が何かとアレだけど、ふーん...良いこともしたんだね。あと「財務官の溝口善兵衛」氏がなんか名前からいっても強そうだからな。キレモノだったのか、なんなのか。

うーんと、そんでこの方の名前でググってみたらアルファブロガーfinalvent氏の記事が引っかかってきました。2003年の12/23日なので、まだこの介入の結果が出る前ですな。


日々之社説というわけで社説を読むだけのマシンと化した極東ブログが、ふっと我に返る瞬間は少ないのだが、今朝の毎日新聞社説「溝口財務官の介入 究極の円高政策だった?」は久々のクリーンヒットで目が覚めた。素直に言うのだが、私がいかに経済に無知であるかということの告白にもなる。ちなみに基礎知識はこちら。問題は、覆面介入こと溝口善兵衛財務官が円高阻止のため自国通貨売りを続けてきた問題だ。毎日新聞社説の言葉を借りるとまさに「狂気の沙汰」だ。先日もふっと1兆円である(参照)。しかし、そんなことに驚いていたわけではない。

毎日新聞は溝口氏立案の大規模介入(ハゲタカ狩り)を「狂気の沙汰」であり、「何のことはない、溝口財務官の選択は究極の円高政策、海外資産目減り政策」だったと断じているのですな。finalvent氏はこの社説に驚いて「国家と経済のなにか根幹が私はわからなくなってきている」と結んでいるのでアレですが、毎日新聞の社説はちょっとどうかと。コメント欄でもツッコミが入っていますな。

少なくとも毎日新聞がいうようには投機筋というかハゲタカは反応してないですよね。寧ろ事実は逆だったわけで。孫引きですがこんなこと書いてたことについてエクスキューズはあったのですかね。


米国の「双子の赤字」に不安が高まっている状況下では、ドル買い・円売り介入を続けても、ドル安傾向に変化はない。いくらでも介入するとの決意は、ドル売りに安心感を与える。

実際には投機筋はこの政策で排除されたわけで、この読みは間違いということでしょう。あと上で引用した読売の記事では「真相」として、実はこの介入の実体は「公共投資」だったんじゃないか、って指摘してますね。

あー、あとここの下の方を見ると溝口氏の名前もありますね。2005年07月11日に行われた慶應大の経商連携21世紀COEプログラムの一環らしいですが。肩書きは「現JCIF理事長(前財務官)」となってますな。JCIFっていうのは国際金融センターという組織のようです。天くだ(ry

さて、毎日新聞の社説を書いた人が「正しい」と思う方法で現在KRW防衛戦(?)は行われているってことなんですかね。なんつーのか、(悪い意味で)官僚的というか無責任というか。

上から命じられたことを定跡通りにやってるもん!ボク悪くないもん!責任ないもん!って感じですかね。でも本当に「狂気の沙汰」なのはどっち?というか、戦闘において効果を発揮するのは相手の意表をつくことなわけで、狂気の沙汰の一つも繰り出せないでは勝ち目もないと思うのでやんすけどね。破滅しないように狂気の沙汰をくりだすのが戦闘センスってもんでさ。

ま、どーでもいーけど。旧帝国陸軍の無能な将校っていうのは極めて(悪い意味で)官僚化した組織に適応した人間だったわけでさ、そういう連中は非常時には全く役に立たないんだよね。でも彼らが必要とされてない時(戦争が無いとき)にはそういう連中が出世するんだな、これが。そんで彼らが必要になった時(戦争=非常時)にはズラーっと無能なのが雁首ならべてるわけでさ。

上で言及した毎日新聞社の社説なんかを見ると、なんですかね、やっぱり(悪い意味で)官僚化した組織になっちゃってるんですかね。だからああいうことを書くと。あー、ヤダヤダ。

でも意外に財務省には(ザ官僚って感じなのに)気骨のある人がいたんだなー、とか思った。そんな感じ。

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