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オタカル戦争(予定)に備えて

今月8日本格開戦予定の「オタカル大戦(笑)」(←ユリイカ別冊「オタクVSサブカル」に起因するであろう大戦争)に備えて、現時点で気になった発言とかをクリップしておこうかなと思ったりしちゃったり。

ええと、すでに前哨戦は各地で目撃されている模様です(←id:bmp氏の本番前から場外乱闘など)。

で、この前哨戦というか場外乱闘会場でのid:amiyoshida氏のこの発言が気になります。


# amiyoshida 『まあ、あの二人に何か言えるようなチャレンジャーもいなさそうだけど。歴史からもみ消されそう。』 (2005/08/01 09:33)

このエントリのコメント欄なんですけどね。「あの二人」はid:kanose氏とばるぼら氏だと思われます。なんだかオタクとかサブカルとかいうのの歴史を司っているのは彼ら二人であらせられる!と言ってるみたい。あと彼ら二人に対して何も言わないヒトはビビリであるとかヘタレであるとか言ってるようにも見える。

なのでこの発言は(彼ら二人への)攻撃を誘発しているように感じられるのですけど、どうなんでしょう。

っていうかid:amiyoshidaさんはちょっとナーバスになってるっぽい気がします。「脊髄反射してしまう心理について考えてみる」というエントリで自身に対する脊髄反射的コメントを揶揄しているわけですが、御本人の反応の仕方もかなり脊髄反射的になってきてます。大丈夫ですかね。まだ先は長いのに。

そんでid:kanose氏のところでも殺伐とした前哨戦が目撃されているわけですけど、ここでの争点は何か歴史を巡る話にも見えなくはないこともない気がする。「歴史からもみ消」す力を持った人間としてid:kanose氏らを表象するid:amiyoshida氏の発言は下で引用するid:cavorite氏的な人物の更なる敵意(?)を呼び起こしそうな気もする(←っていうか今回「気もする」ばっかりだな!)。

ええと具体的な発言としては7月30日のコメント欄なんですけど...って、あれ?これはよく見ると別にオタカル大戦に直接関係した議論じゃないですね(←ダメじゃん!)。


# cavorite 『どれもこれも10年以上前から良く聞く話ばかり。知識の継承というものが存在しないのがネットの最大の特徴だなと認識することしきり。』

という発言がなされたのがきっかけで殺伐とした応酬が始まったようなんですけど、ここでいう「どれもこれも」には「オタクvs.サブカル」ネタは含んでいないですよね(汗)。むむむ。

で、でも、なんとなくこんな感じでid:kanose氏の周りにボヤヤンとした敵意とか「違うんじゃないの?ソレ」みたいな空気が漂っていると、なにかドカンとありそうな気がしないでもない。

で、id:kanose氏といえばised@glocomでの発言にもちょっと気になるのがあったなあ。ここの一番下あたりなんですけど。


また、よくブログツールの特徴としてトラックバックが挙げられますし、こちらのほうが目立ってブログの普及理由として語られます。しかし、実際のところは留保が必要です。なぜかというと、言い換えればトラックバックとは「相手方に強制リンクをはる」という機能ということです。ただし実際のところ、アクセス数の小さいところがアクセス数の大きいサイトに対してトラックバックを送れば、自分のサイトにアクセスが流れてくる効果はあります。しかし、逆にアクセスの大きいところから小さいサイトに対してトラックバックを送っても、特に情報は流れてこないわけです。実際、ブログの世界を見回しても、アクセスの小さいところから大きいところへとトラックバックが集中していく構図がある。しかし、これは「情報流通」という観点からすると、トラックバックはそれほど重要ではないということだと思うんですね。

ええと、前にコチラからid:kanose氏にちょっと絡んで、そしてせっかく返答エントリを戴いたのにきちんと応答しそこなったネタとして無名ブログと有名ブログとの間の情報の流れについての話があったのですよ。

で、ここで改めてid:kanose氏の言っていることにちょっと異を唱えたいなあ、と。

というのも「しかし、逆にアクセスの大きいところから小さいサイトに対してトラックバックを送っても、特に情報は流れてこないわけです」というときの「情報が流れてこない」というのはどういうことですかね。一応第4回についてはざっと最後の質疑応答まで眺めてみたんですけど、ピンとこない。

なのでとりあえず「情報が流れてこない」は「読者が流れてこない」という意味に解釈しますね。

ええと、有名サイトから無名サイトにTBを打っても読者は流れてこない=PVの増加はない、というのは誰しもが経験的に知っていることだと思いますので、これには異論は出てこないでしょう。mitsu@おいらブログさんの実験とかもありましたし。

ですけど、これは非常に短期的視点で見た場合の話なんじゃないか?という疑問があります。ある程度長期に渡って効果を見れば「情報の流れ」というか「読者の流れ」はあるのではないでしょうか。

たとえばその具体例としては「ガ島通信」をあげることができます。

hankakueisuu@真性引き篭りさんが「ガ島通信」をブログごと読み込んで調査したエントリなどが参考になると思いますけど、「ガ島通信」が有名サイトに成長したのは無名ブログからのTBにすべて律儀にTBを返し、素朴で素直な感想といった風情の記事(=誰でも絡みやすい記事)を掲載し続けることで、トラックバックセンター化したことが主たる要因だったわけです。

記事を書いたらとりあえず「ガ島通信」にTBを打とう!みたいな感じですね。無名ブロガー同士のコミュニケーションの場になることで、塵も積もれば山となる式に読者を獲得していく。

id:kanoseさんはブログ同士のコミュニケーションは情報流通と関係ない、という立場のようですけどそれはどうなんでしょうね。話題のスポットには読者が集まってきて情報交換が起きるだろうし、そのスポットの生成にはコミュニケーションの場であることは大きく関係していると思えますけど。

ええと、クリップとか言っておいて、また持病が出て記事が長くなっているので簡単に。

有名ブログと無名ブログを一対一で見ると後者から前者へのTBは前者にとって0に等しく見えるかもしれないけど、一対多の関係で長い目でみると大きな効果があるといえるのではないか。みたいな。

あとised@glocomといえば東センセなわけですけど、ブログでのこの発言が気になりました。誤解というエントリから引用。


しかし、なぜ! むろん見ますよ、そりゃ! 僕はそもそも押井マニアだし、SFファンですよ! というわけで、『S.A.C.』第1シーズンは傑作だと考えている(あれは押井パトレイバーの最良の継承者でしょう)し、それは、僕のいままでの履歴から明らかだと思っていたのだけど。しかし、そんな気持ちはぜんぜん伝わっていなかったのですね。ああ……。

第1シーズンが(少佐の格好が難点ではあっても)大傑作なのは同意なんですけど、「あれは押井パトレイバーの最良の継承者でしょう」ってどういう意味だろう。「最良」と「継承者」が何を具体的に意味しているのか、はっきりしないので気になります。

押井守監督本人が関係しているので「継承者」とは言い難いのかもしれませんけど『S.A.C.』第2シーズンならそう言っても問題ない気がしますけどね。そして第2シーズンは第1シーズンの継承者としては「最悪」だと私は思います。

なんといったら良いのでしょうね。「あれは押井パトレイバーの最良の継承者でしょう」を「パソコンはソロバンの最良の継承者でしょう」とか言い換えてみると伝わりやすいのかな?この違和感は。

言ってることは別に間違っちゃいないけど、そういう発言をすることで何かが大きく欠落していることを示してしまっているというか。

とりあえずそんな感じですかね。なんか疲れた。っていうか、オタカル関連に言及したのは最初だけじゃん。

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ひさしぶりにモヒカン族で書きたいネタが。というかオタカル大戦争前夜なのかピリピリしててオモシロイ。揉め事好きなみなさんが「オラァわくわくするだ!」と強いやつと戦いたくてしょうがなくなっている空気を感じる。この時代に生きた者としてこういった惨事に遭遇したら楽しむのが筋でしょう。 ところで、 http://ccoe.cocolog-nifty.com/news/2005/08/post_7d8a.html # amiyoshida 『まあ、あの二人に何か言えるようなチャレンジャーもいなさそうだけど... [Read More]

Tracked on August 02, 2005 at 04:17 AM

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