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英国の食事はフィンランドの次にマズイ

こんな侮辱みたことない(笑)。フィンランド人カワイソス。

シラクがこんなこと言ったそうな。例によってBBCの記事から。


"One cannot trust people whose cuisine is so bad," it quotes Mr Chirac saying.(略)"The only thing they have ever done for European agriculture is mad cow disease," Mr Chirac said, according to the newspaper's report. "After Finland, it is the country with the worst food."

まあ、その場に居ないヤツの悪口を言って結束を固めるというのはある種の基本技だけどね。狂牛病も確かに牛に共喰いさせたり、羊を喰わせるような気持ち悪いことをやってなければ起きなかったわけだし。一理あるような気がしないでもない。

でも英国の料理がマズイというのは定番ジョークなので良い(←!)としても「(最悪に飯がマズい)フィンランドの次に」というのはシャレにならん。定番ネタにヒネリを入れたんだろうけど。

案の定フィンランドはマジレスしてるみたいだし。北方系はジョークが通じない傾向があるっぽい気がする。

英国の場合はなんつーのか敢てマズい料理にしている感じもあるので純粋に嗜好の問題なんだろうからマズいと言われても気にならんのかもしれん。禁欲的というか、M体質というか、変態というか。廃墟風庭園を愛でるような感じかな?

そんで料理前の素材に関してはEU各国に高級素材として輸出されまくっていて評判も良いらしい。すばらしい素材を敢てダメダメにする点では一種のサディストなのかもしれんけど。とか、テキトー言ってますが。

と、思ったら上でリンクした記事では具体的な反証は出してないけど、こんな意見も。


UK food critic Egon Ronay accused the French president of being "ill-informed" for his attacks on British cuisine. "A man full of bile is not fit to pronounce on food," Mr Ronay added.

「捏造だ!」って言ってますね。そーかなー。料理がダメなのはホントだと聞くけど。

あと、うーんと、英語すらカナリだめぽなのでよくわからんのですが(←ダメすぎる!)「A man full of bile」なんだけど「胆汁に満ちあふれた男」ってことですよね?違う?胆汁=苦い、ってことで、これは「極度の皮肉屋であるヤツ」ってことかな。「極度の皮肉屋というのは食べ物について意見を述べるのに適さない」ってことかにゃ?・・・だとすると英国人の大半は(ry

そんで同じくBBCのこっちの記事にはフィンランド人のリアクションが出てます。


"Why do those Europeans want to mock us all the time?" asked an elderly gentleman on the lakeside near Helsinki. He was referring also to earlier comments by Italian Prime Minister Silvio Berlusconi, who compared Italian and Finnish food culture and found the latter vastly inferior.

mockは嘲笑する...だっけ?北欧三国でもスウェーデン人はノルウェー人とフィンランド人をバカにするエスニックジョークを言うけど逆は無いとか色々あるみたいですしね。やっぱりカワイソス。

しかもこのBBCの記事すら最後はマジレス気味だし。


Some commentators have, however, admitted that sometimes Finnish food can be a bit bland. This is partly a question of tradition - spices used to be very expensive - but also of healthiness. During the past decades the Finns have been brainwashed to avoid butter, salt and other ingredients that are bad for your heart.

Finnish food can be a bit blandとか言ってるし。マズくはない...けど淡白ではあるよねえ...みたいな。心臓に悪いから塩とかバターとかを使わないように洗脳されているとか香辛料は高くて使えなかったとか、何気にバカにされてるし。

一応オチにはフランスを使っているけどさ。クリームばっかり使いたがるとか言って。

で、「フィンランド料理=淡白」「仏料理=脂でコッテリ」の対立だとみなす見方は日本人が書いたブログにも見られたりします。

フィンランドを愛するカフェ店主だそうなのですけどこんな意見のようです。


複雑なソースとともに食す料理に慣れた味覚からすると、せいぜい味つけは塩味程度、コショウすらろくすぽ使わないフィンランドの食事があまりに淡白で味気ないと感じたとしても、まあ不思議はないのではないでしょうか?いってみれば、料理(=調理)に対する考え方がフランスとフィンランドでは180度ちがっているのです。要は、文化のちがいです

文化の違い...と聞いてふと私なりに思うことがありました。料理、というよりも食事と考えたときに、たぶん両国の風習はかなり違うのではないかと。

ええと、フィンランド人についてのエスニックジョークにこういうのがあるそうです。この本からの引用ですけど。


二人の老人が北極圏近くにある丸太小屋の外にすわっている。午後の早い時間で、黙りこくって酒を飲んでいるところだ。三時間後。二人はまだ飲みつづけていたが、それまでのあいだ一言も口をきかなかった。とうとう、日が沈み始めると、いっぽうの男が相手の顔を見ていった。「きれいな日没じゃないか?」相手の男は明らかに当惑してグラスをおろし、こういった。「おいおい!どっちがしたいんだ、飲むことか、しゃべることか?」(p.251)

1999年にフィンランドを訪問したシラク大統領はフィンランドのMartti Ahtisaari大統領と会話の無い食事をしてたりして。それで猛烈にマズく感じたとか。味気ない食事に味気ない料理ではねえ(←ハッ!私までフィンランド侮蔑オチを使いそうになってしまってる!)。

なんかすごくイイトコらしいですよ!フィンランドは!こちらとか参照されると良いかも。


いやーフィンランド。 とても良い国です。 涙が出ます。美しい自然、優しく暖かな人々、Marimekko(ブランド)、ムーミン、Salmiakki・・・(真っ黒な塩っぽい北欧のお菓子)

・・・こんなだからこそイヂワル西欧人にはバカにされるのかもなあ...(←ハッ!結局侮蔑オチ?)。などと二週間前のネタを今頃扱う拙ブログは「スローブログ宣言」!!(←また内容読まずに書いてるよ...)

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