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過去記事参照のための整理法(2)

ブログ記事をどう整理するか、については前回一応の結論(?)を書きました。で、今回はなんでそうすべきなのか?とかなんでそもそもそんなことが必要なのか?についてツラツラ書いてみようかな、と。

とはいえ、色々気になることはあります。例えばさっき気づいたのですが、リプトン紅茶のティーバッグに「ピラミッド型ティーバッグ」って書いてあるんですよ。どこの世界に三角錐のピラミッドがあるんだよ!あるなら教えろ!と思ったわけです。三角錐と四角錐の違いも分からないなら今すぐ氏(ry

でもどうなんでしょうね。現実にピラミッドと呼ばれている建造物は四角錐ですけど「ピラミッド」という語そのものには何か三角錐を含んでも良いような定義があるんでしょうかね。でもOEDで調べるのもメンドクサイしなー。誰かやって(笑)。

・・・じゃなくって、ガ島通信に言及した真性引き蘢りさんの記事とかR30さんのセミ引退とか色々動きありますからねー、なんか語りたい気もしますが。というか、どこもブログ重すぎ。クソくだらない思いつきサービスの充実よりまずはきちんとストレスなく繋がることが先決だろうにねえ。ここのところ毎回書いてる気もするがスキルのないニフティ社員は今すぐ氏(ry

まーアレコレ言っても、まずは自分のところの態勢立て直しが先決かな。と、いうことで本題に戻りますね。

ええと、まずは前回の記事で書いたような「特定カテゴリ別リンク集および解説記事」群をなぜ利用しないといけないのか、ってとこから。

普通のブログには大抵カテゴリ別分類機能というか、リスト作成機能みたいなのがありますよね。サイドバーにずらっと並んでいて、各カテゴリに分類された記事がいくつあるのかとかも表示されているような。

そんでそこをクリックすると新しい順か古い順かは知りませんが、時間軸に沿った順序で記事が並べられていて、まあ読みたい人はそれを読むと。でもねえ、生記事がただズラっと繋がって並んでいても読み難くないですかね。目次というかindexというかそういうものが欲しいじゃないですか。

あとですね、その記事群の書き手ではない第三者がそれを読もうとするときに、アタリがつけられないという問題もあります。全部ヨメ!というのも一つの見解ですけど、まあ人間は色々忙しいわけで。

また書き手本人が何かの都合でそれを再読せねばならないときとかでも、なんというのでしょうね、それらの記事にどんなことが書いてあって、他の記事とどういう関係になっているのか全く思い出せないことだってあると思うんですよ。というか私にはよくあることで。しかもそういうことをしなくてはいけない時というのは時間的に差し迫っている時だったりもするわけです。

自動でカテゴリ別に連結された生記事テキストへのリンク・・・では肝心なときに役に立たないのではないか?というか役に立たないじゃん!と言いたい。

あとですね、そういう既存の機能を使う場合、カテゴリの再編というのは簡単にできるのかしらん?という疑問もあるわけです。ま、ブログツールになくても自分でスクリプト書いてやれば良いのでしょうけど、なんか面倒くさい上にあんまり効果もないような気もしないでもない。このあたりは主観ですけど。

っつーか、アプリオリにカテゴリを決めておいてそれに合わせて記事分類、なんてのをやると大抵上手くいかないと思うんですよね。書いた記事がどのカテゴリに入るのか・・・自分が書く記事を網羅するカテゴリ体系を予め思いついておくなんてことは、まあ不可能なわけですよ。

あるいは事後的になら(つまり散々書き散らした記事群を俯瞰してそれを分類する体系を作る事は)可能だとは思いますけど、でもそうしたカテゴリ体系が出来た瞬間にもそれに当てはまらない記事が書かれる可能性はあるわけですよ。矛盾のない体系は過去に対してしか機能し得ないわけですな。

そうなるとカテゴリ体系は常に変化するわけですから、それに継続的に対応できる分類法というか処置法が必要なわけです。

で、こういう点を考慮すると前回記事のアレになるんじゃないかなーとか思うわけで。

まあ、ねえ。実は私の今の専門はコーパスなんですよ。コーパスってナーニ?という方はまあ適当にググってみてください。っつーか、正確ではありませんが私が実際にやっていることに即して限定的にちょっと説明すると「textual data を処理する方法の研究」みたいなもんですかね。「を」と「処理」の間に「計算機を用いて」っつーのが挟まるのですが、その点にfocusするとなんか自然言語処理という分野という感じもしますけどね。でも一方「textual data」というのを「エクリチュール」と言い換えるとなんか現代思想というか文学っぽくなりますが。まあ、そういうアヤシイ領域のことをやっているわけです。

そういうわけで(←?)まあ、この問題についても色々思うところがあるわけですな。


ともかく二巻の「書巻(ヴォリューム)」がたがいに他方の真中に書きこまれるということ、これはお認めいただけるでしょうが、ある奇妙な幾何学に似ており、あれらのテクストはたしかにそうした幾何学と同時代のものであって......

ええと、デリダが彼の著作全体は相互にどう構成され得るのか?と聞かれてこんな風に答えているわけですよ。ちなみに二巻の「書巻」っていうのは『グラマトロジーについて』と『エクリチュールと差異』です。あと『声と現象』はこの二巻のどちらに対しても「一つの長い注として結びつけることもできた」って書いてます。

書かれたもの相互の位置づけってのはどうもこういう感じにならざるを得ないわけですな。で、別の例も出しますか。


まるでウィルキンズは今日のわたしたちだけが名づけることのできるあるものをおぼろげながらも志向していたようにおもわれるのだ。かれはおそらく、ひとつのハイパーテクストを構築しようとしていたのだった。
 ハイパーテクストというのは、目録中の各節点または要素を、それに内在する多様な関連指示をとおして、他の多様な節点に結びつけるコンピューター・プログラムのことである。動物については、「犬」を基点にして哺乳類の一般的な分類を指示し、猫、牛、狼をもふくむ類名(taxa)の系統樹のなかに犬を組いれるようなハイパーテクストを考えてみることができる。しかし、その同じ節点からは、犬のもろもろの特性、あるいはそれのもろもろの習性についての情報の目録へと送付されることもできる。また、他の連結系統を選択すると、さまざまな時代における犬のさまざまな役割の一覧や、美術史における犬の図像リストにアクセスすることができる。

ええと、これはエーコの『完全言語の探求』でジョン・ウィルキンズが即物記号に基づく完全言語を作成しようとした試みについて記述しているところから引用しました。

ここで扱っているのは完全なる語彙体系みたいなもんですかね。で、それらは結局モノそのものではなくて、「見かた」の体系であって・・・みたいな感じで。次元は違う話ですけど一つの記事の実体(といってもテキストデータなのでアレですけど)があったとして、それは他の記事と複数の「見かた」によって連結されるので、それらの繋がりはハイパーテクスト的にしか記述し得ないわけで。

・・・ま、そういう点を考慮するとあの方法になるんじゃないかなーと思うナリ。

あと余談ですけどね、WordNetプロジェクトって正直このレベルの知見にも達していないような・・・っつーかあれじゃあバベルの塔プロジェクトだよなあ・・・でも理系工学部系での自然言語処理研究ではWordNetが使われたりしてるんだよなあ・・・理系ってバ(ry

あ、で、なんで書き捨てにしないで過去記事を整理したりすると良いのか、ってことについても書いておきましょうかね。ええと、先述のデリダのお言葉、引用は『ポジシオン』からなんですけど、再びそこからの引用しておきますね。


あれらのテクストはすべて、疑いもなく、私がいつの日か書く力をもてたらと思うもうひとつのテクストへの終わりなき序文(プレファス)であり、別の言い方をすれば、私が書く勇気を一度たりとももたなかっただろうもうひとつのテクストへの銘句(エピグラフ)なのです。

ということで、まあ、ためた記事を見てまとめてちゃんとした文章をいつか書けばいいんじゃね?(←オイオイそれはデリダの誤読じゃあ・・・←うっせーばか!)ってことが言いたかっただけだったり。

ま、ただ延々書き散らしているだけ・・・とか思うと空しくてやる気も出ませんからな(←笑?)。

追記:一応カテゴリ分類エントリのβ版をこんな感じで試作中。

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