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ハル・ハートリー

bookoflifeかなり書いた時点で記事が消えたのでなんつーのか脱力しながら書き直してます(←ちゃんとしろよ!)。なんだろう、FireFoxって変なところで固まったりしませんか?なんかこうやり場のない怒りでウチフルエますわ。

ええと、左の画像はハル・ハートリーの映画 The Book of Life (1998)に出て来た「命の書The Book of Life」です。まあPowerBookなんですけど。カラー&MacOS&トラックボール&Duoっぽい薄さ、という機種で今ひとつなんだかわかりませんわ。666番のロッカーに入っているところとかダサ&チープに大仰なネタを扱うところがアレかな、と。

あと画面は基本的にずーっと傾いてました。露出過多&スローシャッター(←同じことか?)だったし。なんかデジタルビデオで撮ったらしいのですけど、なんかなー。

すげーインディーズっぽいというか思いつきだけでグダグダ撮ってグダグダなオチにしておきました、って感じくさい。ここを見るとどうやら評価がかなり低い作品だったようです。ま、当たり前か。

そうそう、で、見てたらなんか「バナナチップスラブ」(1991)を思い出した。

一応舞台はどっちもニューヨークだしね。フィルム撮影じゃないし。どっちもテレビ番組用に撮影されたものだし。

あと役者が下手(笑)。というか「バナナ...」の方はヤバ系有名人を出して来て演技というよりもそのヒトたちのリアルな言葉を聞かせていたというか生態を見せていた感じもある。ティモシー・リアリーとか出してたもんな。画家とかの役だったかなあ。なんかアリガタイ一言とか言わせてた。

っつーか松雪泰子とティモシー・リアリーが会話しているだけでもクラクラくる感じはあったし。あとギンズバーグは詩だけじゃなくて本人もなんか脳内世界みたいな場面(←どんなんだよ!)で出ていた記憶があるなあ。

こういう役者に演技してもらうんじゃなくて、変な人を出してそのままの生態を撮る・・・っていう手法はなんかサブカル系映画界に連綿と続く技法としてあるような希ガス。

元祖はアンディーウォーホルなのかな。やっぱり。彼は「有名人を撮る」→「撮ったヒトを有名人にする」という逆転技まで到達したけど撃たれちゃったよね、そのせいで(←曖昧)。

で、ハル・ハートリーの妻は二階堂美穂なわけだが(←見た目も演技もセリフ回しもヒドすぎだった・・・)、彼女が主演して、そんで村上龍の唯一の「見られるね、これなら」映画である「トパーズ」なんてまさにそんな感じだったよね。ヤバイ系著名人総出演みたいな感じで。誇張が入っただけの素で演技しているので破綻も目立たなかったしお得感もあったわけで。

二階堂美穂もただの狂言回しというか、黄色いワンピしか記憶にないもんな。

ハル・ハートリーはそんで二階堂と結婚してからなんか映画ダメになったっぽいんですけどどーですかね。サゲ(ry・・・いやいやこういうこと書くの控えるようにしよう。で、二階堂はでもそのまま村上龍のところにいたら Kyoko で高岡早紀が見た地獄・・・どーやっても誰も感動しようのないヘンテコ踊りで人々が感動するというフィクションに自分の演技力だけでなんとか説得力を持たせなければならない・・・という不条理を強要されることになったわけで、なんというかアレですな。

ここを見るとどうやら今年新作を公開したらしい。それもインディーズ映画として。ま、そうだろうね。大手から配給される商用映画というか映画らしい映画みたいなのをやらされても苦しいだけなんでしょう。

ええとググってみるとこんなのがあった。やはりThe Book of Life はダメなのか(笑)。そんでこの感じだとどうやら1998年にコレを撮ってからずーっと作品撮ってなかったっぽいね。二階堂はマジでサゲ(ry。

ハル・ハートリーについてはちょっと古いけどこういうのもありますな。あとここが詳しいかな。


ハートリーの作風は他のどの映像作家とも異なる独特のものなのですが、あえてやや似たものに例えるなら、実験的な部分ではゴダール的であったり、会話の妙はウディ・アレン的であったりします。デビュー当時はジム・ジャームッシュとかともよく比較されたみたいです。しかし、そういった要素はもちながらも、完成した作品は決して類型化できない、まさに「ハル・ハートリーの世界」に仕上がっています。

ええと、クサすわけじゃないんだけど「どの映像作家とも異なる独特のもの」なんて存在し得ないわけで。誰の影響も何の影響も受けないで作品を生み出すことは出来ないし、またもし本当に斬新で独特のものを作り出したとしても、そうなると今度は誰かが真似するわけで、まあ、一々こういう表記にカリカリすることないんだけど、ピキッ!っとくるんですよ。いや、いいんだけどさ(←なら言うなよ!)。

で、ジム・ジャームッシュもずーっと作品撮ってなかったんですけど今年なんか出すみたいですね。サタデーナイトライブで使ったショートドラマみたいなのを11編まとめたヤツとかなんとか。そんで例によって例のごとくオモロイヒトを出してその生態を記録みたいな手法で(←イギー・ポップとトム・ウェイツの会話とかって卑怯じゃねーのか:笑)。

いや、別にいいんだけどさ(←なら言うなっつーの!)。手抜きすぎじゃね?

なんてのだったっけなあ・・・コーヒー&シガレッツだね。ワタナベアニさん風に言うならコーシーなわけだが。

リンク先を見ると去年の6月ってことになってるね。うむむ、作品としては2003年のもので、そんで結局今月になってから日本では公開されてるってことか。


実は今、ニューヨークでは、この作品に描かれているようには、レストランでシガレッツを吸うことはできない。そういう風に法制化されちゃったのだ。現在シガレッツが吸えるのはバーでだけで、そのバーも禁煙にしちゃえという動きもかなりある。

あ〜なるほど、そうか。タバコ吸えないのか、そういえば。ま、私は別に吸わないからいいけど(←カンケーネー)。

そんで札幌では・・・ジャームッシュ・ナイト開催の模様。そういえばイヤー・オブ・ザ・ホースも見てなかったからちょうど良いかも。っつーかこの二つ以外全部見ている希ガス。

ほんでオチが無いのでボンヤリ言いますけど、近年オタクになっている少年少女はどーなんでしょーね。こういうタイプ(←アヤフヤ)のサブカルに触れる機会がなかったから目の前にあるものとしてのああいうもの(←更にアヤフヤ)に食いついちゃっただけなのではないかしらん。

ちょっとヒマがあったら見てみてはいかが?と言っておこう。そんな感じ。

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