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ホリエモンは愛称か蔑称か

気になった。どっち?・・・ま、こんなことより外に積もった雪をどうするかの方がアレなんだが。マジで。あと状況的に追い詰められると真っ先にカラダが裏切る(←腹痛とか吐いたりとか。とりあえず今は右あごの噛み合わせが悪くてなんか痛い。超むかつく。イタリアかよ!足引っ張んな!)状況をなんとかしたいと思って幾星霜。みなさんおかわりはございませんか?(←時候の挨拶・・・時候?)

そんで直接関係はないけどblogwatcherでも使って評判をつらつら見てみますか。どんなもんなのやら。

ホリエモンだと・・・一応ポジティブなのか?

堀江社長だと・・・拮抗しているのかな。わずかにポジティブか?

ライブドア&堀江だと・・・これは賛否両論って感じかな

いや、そもそもblogwatcherはこういう使い方で良いのかわからんですけどね。なんとなくだけど「ホリエモン」って彼のことを呼んでいる人は肯定的に言及している(傾向がある)っぽい結果なので、なんつーのか愛称なんでしょうね、現段階では。

でもこれそもそもは蔑称だったんじゃないですかね。元ネタは「ドラえもん」でしょう。金とか経営の話ばっかりする「21エモン」の方が元ネタっぽいのかもしれないけど(←宇宙事業がどうのとか言ってたみたいだしね)要するに「デブ」=「ドラえもん」というところから遠回しに「デブ」と呼んでいたわけで。

「独裁者」と遠回しに呼ぶためにNHKの海老沢会長を「エビジョンイル」って呼んでいたのと同じなわけですよ。「エビジョンイル」は最後まで愛称ではなかったですよね。蔑称でしかなかった。

それじゃあなぜ「ホリエモン」が愛称となったのかといえば、「ドラえもん」は単なる「デブ」のメタファじゃないからですよね。「ドラえもん」には色んな意味が付随している。しかもその大部分がプラス要素なわけで。どうもその部分が投影されたというか、「ドラえもん」=「デブ」というイヂワルな見方を大多数の善良な日本国民はしていないから、ってことですかね。

元近鉄の中村選手が「デブ」=「ブタ」というもはや遠回しともいえない陳腐化したメタファから「ノリ豚」という蔑称をネットの一部で付けられてしまったわけですが、彼が堀江社長とあんまり見かけもやっていることも相違ないのに一方的に悪意の対象となっているのもこのあたりの運不運なのかなあ、とも思ったり思わなかったり。姓名ってやっぱり大事なんですね。

ちなみにblogwatcherで「ノリ豚」を見ると見事にネガ・・・あれ?100%ポジティブ?事例が「 いやのび太やノリ豚はいいよ」しかないのか。大丈夫か?blogwatcher!ちなみにググるとこんな感じです。なんだかんだでblogwatcherはネガティブな表現をフィルタリングしている気がする。気がするだけだけど。ダメじゃん、それじゃあ(←キメツケ)。

で、「ホリエモン」が蔑称から愛称へと変わった現象なんですけど、これと似たようなのがそういえば昔あったな、とオッサンは思うわけです。覚えていますかね「オバタリアン」という言葉を。

これはもともとはゾンビ映画の亜種で「脳みそくいた〜い!」でおなじみ(?)だった映画「バタリアン」から付けられた蔑称だったんですよ。私の(よく疑似記憶をかまされる)記憶が確かならば。しかもゾンビ系宇宙人バタリアンたちの元締めの名が「オバンバ」だったわけで。

当時クソババアのことは「オバン」という蔑称で呼んでいたわけですが(←ゴメン!ババアとかマジで嫌いなので若干感情的かも)「オバン」=「オバン(バ)」という名前と生態(←!)での類似からバタリアンをもじって「オバン」+「バタリアン」=「オバタリアン」という新しく強烈な蔑称が生まれたわけです。

ところがババアどもは斜め上だったわけで。彼女たちは元ネタの「バタリアン」なんて知らないし知ろうともしない上に、なんと「オバタリアン」をコジャレた愛称だと思ったらしいのですよ。つまり「このオバタリアンが!(=この欲望丸出しで浅ましくてグロい生命体が!氏ね!)」と言われているのに「いや〜、それほどでも・・・(テレ)」みたいな感じで受け止めたのですな。奥が深い。

どういう思考回路なのか今ひとつわからんのですが「〜タリアン」という部分をオシャレで洋風な接尾辞と認識したらしいのです。つまり「おばさん」の「さん」のかわりに「タリアン」を付けて「オバタリアン」とアカヌケタ呼び方をしてもらっていると。まさにバカに敵無し。

しかも蔑称であるはずの「オバタリアン」を積極的に自称するようになったし。当然ですよね、肯定的な呼称だと思ってるわけですから。でもこれによって当時彼女たちババアに向けて吐き捨てるように投げつけられていた「オバン」という蔑称は使われなくなったんですよね、あんまり。侮蔑したい方はより強力な蔑称である「オバタリアン」を頻繁に使うし、ババア側も侮蔑されている意識無しに積極的にそれを自称するわけだし。「オバタリアン」がどっち陣営からも盛んに使用されるようになるわけで。

なんかねー、このあたりの事象は差別的表現を取り締まりたいとか本気で思ってマジメに取り組んでいるヒトたちは参考になるんじゃないのかな、と思う。罵倒したい方は罵倒のつもりで使い、罵倒される方は罵倒と感じない・・・という状況をうまく作れると良いのでしょうね。ま、ババアの場合はきちんと罵倒する&罵倒されていることを自覚させる、っつーのが絶対必要だと思うんですけどね。のさばらしちゃダメだよな。次世代のためにも。

そんで、あと念のために言っておきますけど、私が「ババア」と呼んでいるのはババア属性を持った(一応女性に分類される)人間全般のことであって、年齢を重ねた女性のことを機械的にこう呼んで侮蔑しているわけではないので誤解なきように。

あ〜、でもホリエモンさんはどーなっちゃうんでしょーねー(唐突に棒読み)

書いた直後に追記:映画「バタリアン」は日本国内での広告の仕方が「宇宙から来た」とか「SFXが」とか変なことになっていただけで、もともとは普通に(?)ゾンビ映画だったみたいです。ただ日本で当時受容されたときの状態では上に書いたみたいだったので、まあそんな感じで書きました。ゾンビについては詳しくは「たけくまメモ」の連作エントリ「ゾンビになりたい」を御覧になるのが良いのではないかと。ちなみに「ゾンビになりたい(前編)」「ゾンビになりたい(中編)」「ゾンビになりたい(後編)」の三つです。なんつーか、「たけくまメモ」もブログ内検索つけてくれないかなあ・・・時事ネタ中心じゃないから読み捨てってわけでもないし。過去の記事へのアクセスが簡単にできると良いと思うんだけどなあ。ま、そんなとこで。・・・っと思ってよく記事読んだら「バタリアン」の話は出て来てないですね。あれれ?

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