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ネットでは遠くまで声が届き遠くの声が聞こえる

今更なことですけど。ブログが普及してきてその度合いは高まったかな、と思ったり。リンク&TBとかで他人が自分の書いたことに言及していることとかは知りやすくなったわけです。

ただ逆に言えばあんまり聞きたくない事だとか聞かせたくない事まで伝わってしまう。そして批判することや批判されることに耐性の無いヒトたちが繋がってしまうことでゴタゴタも多発するわけです。このあたりどうでしょう。このエントリにあるように


最近盛り上がってるのはブログ同士の潰し合いだったりするけど。(笑)

って具合になっている感は確かにありますね。

前向きに考えればゴタゴタっていうのは噛み合わないにしても一応対話なわけですから何にも無いよりは良いのかも(←完全に潰し合いだと別ですけど)。ゴタゴタが起きているその場は単に殺伐として何も得る事がないように見えても、そうした結果から何か相互理解みたいなものが可能になるかもしれないし。ま、全面的には無理なんだろうけど。

習慣の違いというか閉じた人間関係の中にしかいないと色々とわからなくなることはある、と私なんかでも思うわけです。

例えば「敬語」。通常敬語というのは相手や話題で言及している人物などへの敬意を表すために用いるわけですよ。で、私などもできるだけ「正しい」敬語を使おうと努力するわけです。

ところが話している相手が敬語を正しく使えない(←知識と訓練の不足などにより)場合、私が正しい敬語を使う行為は相手の教養の無さや育ちの悪さみたいなものを責める行為ともなってしまうわけです。恥をかかせることになる。

敬意を伝えるためのものでありそれを正しく使っているにもかかわらず無礼となる。この場合私は敢て相手の使う間違った敬語に倣うか、馴れ馴れしい口調に切り替えなければいけなくなる(←相手には選択肢は無いので)。

で、そうしたところで今度は私が無理に間違った敬語を使ったり馴れ馴れしい口調で話す行為を相手が「育ちが悪いと思ってバカにしてマネしてしゃべりやがって!」などと受け取る可能性もある。大変に難しい。

ま、この件について言えば上記の可能性をすべて考慮した上で一番合理的なのは「正しい敬語」を使ったまま話すということでしょうね。特殊な気遣いまでして恨まれた日にはバカバカしいですから。そんで更に言うとゴタゴタを避ける上での最上策は「対話しない」なわけです。

ただこういう知見を得ると逆に自分に対して敬語を使わない無礼な相手が必ずしも無礼な印象を与えようとしてそうしているのではない、という可能性にも思い至ります。齟齬は解消しようもないわけですがある程度の理解は進展する可能性があるわけですよ。0.1秒で「ケンカ売ってんのかゴルァ!」となっていたところが「いや、別の可能性もあるからマテマテ」と変わればまあこれは良い変化かな、と。

この敬語の話は例えば「なぜガリ勉は嫌われるのか(←別に迷惑かけているわけでもないし勉強を一生懸命やってるだけなのに)」「なぜ優等生に敵意が向けられるのか」「美人に価値が無いという言説が流布するのはなぜか」とかを理解する助けにもなりそうな気がする。

うーん、なんか話が散漫なんですけど、たとえば携帯(電話の)メール。私は全く携帯メールというものを使わないのですが(私から見ると)独特の習俗があるみたい。

メールが来たらすぐに返信しないといけないとか。頻繁に一行メールみたいなのをやりとりするようで、たぶんやりとりすること事態に意味はあっても何が書いてあるかはどーでもいーのでしょう。件名も書かないしな。シグネチャーも付けないし。そもそも名乗らねえ。バカかと。大体あの分量で何かを相手に伝えられるとも思えないしなあ・・・(←オマエは短くする努力しろよ!)。

そんで携帯メール=電子メールだと思っている人間とそうではない人間が電子メール作法について対話してもまあゴタゴタになりますわな。私は後者なので前者を救いようの無いバカだと思っているところが正直言ってありますけど「バーカバーカ言っててもねえ」とも思います。ただ相手に合わせる気は毛頭ないですけど。また彼らは彼らなりに状況に適応してああ成っているわけでそれを変えさせるのも難しい。

でも大規模な論争というかケンカが起きたらたぶん結果は不毛な煽り合いで終わるんだろうけど、認め合わないまでも相互理解(←とりあえず相手が何を考えているのかわかる程度)は進む可能性はあるんじゃないかな。そしてそこから何かが生まれるかもしれない。何かとしか言えないんですけどね。

でもこれも程度の問題ということも確かにある。互いが対話してその中間点が妥協点になるわけでもないし、またほんの少しも相互理解が進まないことも有り得る。カルト教団に属している/していたヒトたちの主張とか聞いてもやっぱり私は少しも理解できないしね。根こそぎ消えて欲しいと思うだけで。宅間守とかもね。

うーん、で、この件に関するこれを批判したこれに対して反撃したこれあたりからの一連の衝突とかどうなんでしょうね。

なんかレトリックを巡るレベルのアレな気もしますけど。記者ブログが閉鎖されることを「撃沈」とか「炎上」とか色々言う訳ですけどこういう海戦=戦争とか放火=犯罪とかの比喩を使っている点が殺伐感を強めているんじゃないのかなあ。

例えば「燃やしに逝った」というのを「バナナの皮を置いてみた」とか「タライを落としてみた」とか言うとちょっとカワイくマヌケでトホホな感じになって実態と近い表現になると思うんですけどね。人の命にかかわるような(←カルトや宅間と違うということね)争いじゃないわけですし。

ま、朝日新聞の内規では記者はブログをやっちゃいけないそうなので「しがない記者」さんが重い処分を受けているようならまた印象も違ってくるんですけどね。

と延々散漫としたこと書いてきましたけど、実は超爆戦隊ニトロマンさんが2/5に当ブログに言及してくださっていたのに気づいた・・・遠くの声が聞こえたよ、と言いたかっただけなんです。枕ながっ!しかもニトロマンさんが書いている内容には全く触れ損なったわけですが。あと相手はブログじゃないし(笑)。

ただ、気づいているのかおられないのか・・・私が当ブログで結構批判的に扱った歌田さん(←気になる方はプロフィール内の検索を御利用ください)を尊敬していると書いてますね。他者からの批判に冷静に対処している点とかについて。ニトロマンさん自身が「それとこれとは別」という冷静な判断で私の記事を引用したということなのかな。そうだといいなあ。

ちなみに私自身は当ブログへの「理」に依った批判というか批評は大歓迎です。グチョミソにされても(それほどは)恨みません。でも感情的なヤツと品性がどーのというヤツは勘弁。あと「女じゃないからツマラン」という批判(?)も見たことがありますけど、そういうのも対応できないのでマジ勘弁。

そういうわけで「トラックバックは(もちろんリンクも批評も絡みも)お気軽に!是非!」でございます。

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