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文学でも著作権ヤクザ出現か?

欲の前には理屈がふっとぶ。ま、わからなくはないけどさ。

教材用コピーで協定だとか。

日本文芸家協会(黒井千次理事長)は、主に東京の私立中学、高校で組織する特定非営利活動法人(NPO法人)との間で、1校につき年2万円の補償金支払いの協定を結んだ。
小説なんかを学校のセンセがコピーして教材にするのがケシカランということで「ゼニだせやオラ」ということらしい。リンク先記事の図によると「教育NPO」とかいうのが集金して「日本文芸家協会」に渡し、そこから各個別の作家に対して「実態に応じて配分」とかやるそうな。あああ、なんか似てるなあ、すげえJASRACに。ちなみにJASRACの教育機関からの取り立てはこんな生易しいレベルじゃないですけどね。

そんで「教育NPO」って「著作権利用等に係る教育NPO」(酒井理事長)とかいうもので110校が加盟しているそうな。


「教育NPO」に入会した学校は、教材に使った作品名などのデータとともに年2万円の補償金を同NPOを通じて文芸家協会に支払う。

ってことは110×20000=220万円が日本文芸家協会に支払われると。でもさ、よく知らないんだけどこの「教育NPO」の業務って具体的には誰がやるわけ?単純にお金とデータのとりまとめするだけなら加盟校のどっかが当番になって処理すれば良いってことなのかな?でもさ、日本文芸家協会ではこの220万円をデータに基づいて作家に還元する作業をしなくちゃいけないんだよね?その業務は誰がやるわけ?

わからんなあ。人を雇ったらその経費でこんな金額吹っ飛ぶと思うんだけど。やっぱり本音は


同協会はこの協定を全国の私立、公立校や予備校にも広げたい意向で、教育と著作権の関係に一石を投じた格好だ。

ってとこにあるのかな。まずはツマ先突っ込んでドアを閉めさせないようにするという押し売り&新聞勧誘員の手法ですな。っていうかもっと本格的なユスリ&タカリの手法か。

今ちょっとググったけどボケているのか全国の小中高の学校数とかがみつからない。でも予備校まで含めて全国で・・・となったらこれは相当な数だよね。その数×2万円ってことなんだし。都内の私立中高だけで100校なんだから1000校以上は確実だろうし小学校とかまで入れたら10000は下らないよね。それだと2億円くらいか。でももっとある気がするなあ。学校的なものすべてとか言い出したらやっぱり10万校ぐらいある気がする。それだと20億円か。これだけあれば色々アレだね(笑)。

そんでそれがちゃんと作家に分配される・・・んですかね。されないだろうなあ(笑)。「事務手数料も貰わないと」とか絶対言い出すと思う。あとデータ捏造とかね。一律2万円ってのも最初のとっかかりだけだろうしな。規模に応じてとか理事の作品を多く申告したところには手心を・・・とかさ。直接言わなくてもそうした方が良いかも、と相手に思わせるor思われることで「権力」が発生するわけだし。

協会の会長は黒井千次氏なわけだがこれを推進しているのは


三田誠広・同協会常務理事らが「法の範囲を逸脱し、著作権を侵害する」と指摘してきた

と記事にあるので三田誠広という人らしい。っつーか誰?

ググったら公式らしきページが出て来た。ううう・・・お好きな人にはたまらない作家なのかもしれないけど私とはあらゆる点で趣味が合わない。うげ。そんで、まず第一に「なぜあなたが必死になるのか?」と問いたい。山田詠美とかがいうならわかるけど。っつーか作品名を見ると「清盛」だの「桓武天皇」だの「空海」だの・・・。めまいが・・・。

近況2004年とかいうところを見ると、ああ、やっぱり文化庁絡みなんだな、と思う。


01/13
衆議院議員辻恵氏(男)と打ち合わせ。
01/14
文化庁著作権分科会に出席。
01/15
文芸家協会にて、NPO法人についての打ち合わせ。
01/19
『創』の編集部来訪。貸与権についてのインタビュー。
02/04
文芸家協会にて、NPOの広報部長と打ち合わせ。その後、新宿で飲む。
02/16
書協にて貸与権連絡会議。
02/17
文芸家協会にて図書館との打ち合わせ。
02/24
障害者放送協議会著作権委員会に出席。
03/01
著作権研究所にて著作権白書の会議に出席する。
03/16
ドリル業者との懇談会に出席。
03/29
日本点字図書館の評議員会に出席。
03/30
著作権情報センターの理事会に出席。
04/05
文化庁。著作権課長と面談。
04/14
塾と私立校関係者と懇談。
04/21
NPO文芸著作権センターで打ち合わせ。
04/22
文化庁で日本点字図書館からの要望についての打ち合わせ。
私立学校関係者と打ち合わせ。
04/25
文化庁にて著作権教育協議会に出席。

ちょっと抜き出してみようと思ったけどきりがねーや。で、間とかすっとばして12月に入るとこんなのがあるね。

12/16
教育NPOと文藝家協会との、教育現場における著作物使用に関する協定の調印式。マスコミの皆さまにお集まりいただき、充実した調印式と記者会見ができた。教育機関で著作物利用に使用料を払うというのは、画期的な試みである。教育NPOの皆さまにも大変、お世話になったが、わたしがいなければこういいうものはできなかったと思う。関係者の皆さまに心からの御礼を言いたい。と同時に、訴えを続けていれば、良識のある人々が必ず呼応していただけるということを感じて、この世界もうまくできるていると実感した。

12/17
自宅にて団塊クラブと共同通信の取材。昨日の記者会見、各紙で報道いただけて、まことにありがたい。しかしやや大げさな記事もあって、書記局では電話の対応に追われているようだ。今回の協定で、教育機関においてすべてのコピーが許されるということではない。市販の教材や問題集のコピーや、本一冊丸ごとのコピーはもちろんアウトである。この点の説明が不足していたかもしれない。

「教育機関で著作物利用に使用料を払うというのは、画期的な試みである」だそうだが確かにあまり見ないね。そんでさ「今回の協定で、教育機関においてすべてのコピーが許されるということではない」とか書いてるんだけど、どうよ?「おら!銭払ろたらもうインネンつけんのやめたるさかい2万円くらい払ろたらええやないか!こっちが優しういうとるうちに払わんと損やで!」(←よくある銭ゲバ=大阪人という偏見による記述ではありません。三田氏は実際に大阪生まれです)って協定結んだくせにこんなこと言うんだ。

「すべてのコピーが許されるわけではない」んだったら著作権法35条とかいうので制限されている範囲の利用っつーか著作権法上まったく問題がない利用ってことなんじゃねーの?だったらこんな金支払う理由は全くないじゃんか。

そうそう、そんで三田氏のプロフィールをみたら「2003年/日本文芸著作権センター事務局長に就任/小惑星11921が三田誠広と命名される」という記述が!!

たぶんそういうタイプの人間なんだろうな。自己顕示欲っつーか名誉欲っつーか権力志向っつーか。そんな人間に「文学」とか口が裂けても(←裂けたらいえねーよ)言って欲しくないものだ。

しかし共同もなんで一週間もたってから記事にするんだ?教育機関が冬休みに入るのを待ったんだろうか?

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