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たぶん名誉挽回のチャンスだと思うよ

言いっぱなしにさせてはいけない。

ちょっと色々拾ってみよう。いつものBBCはやはりChang寄りですね。他でも引用されているけどStephen Ambroseとかいう歴史学者(←このジャンルの人のことは全然知らんからどういう人かもわからん。でも歴史学者は大抵嘘つきでペテン師で低能でいいかげ←こらこら)がmaybe the best historian we've gotと言ったからThe best historianだと小見出しに書いている。これだとChangの著作が良い著作に見えてしまうね。著作そのもについてはベストセラーだと書いているだけだけど。

"She understands that to communicate history, you've got to tell the story in an interesting way," he added.

という部分がクセモノな気もしますけどね。デタラメとか妄想もinteresting wayとは言えるか。

あと探し方が悪いのかCNNでは見つからないなあ。なんでだろ。NewYork Timesには記事はあるみたいだけどIDがどうのとかうるせーからこれは避けよう。でもこの二大メディアだよなあ、97年にChangを持ち上げて好き放題日本への中傷を繰り広げた舞台は。CNNには書評も残っているね。ナチのホロコーストと同じって言いたいらしい。Adam Hochschild
とかいうのが書いている。

そんでとりあえず日本に目を向けてみよう。朝日新聞では「旧日本軍が日中戦争当時、多数の南京市民らを虐殺、暴行したとされる事件を告発する「ザ・レイプ・オブ・ナンキン」を97年に出版し、ベストセラーになった」という書き方だね。間違いは無いよな。確かに「告発」はしてたし。朝日は同系列のテレビ朝日の久米番組でものすごいポカをやったから微妙に慎重になっているのかな。次は・・・あれ?毎日新聞には記事が無いみたいだけどなんでだろ?

読売新聞もあんまりかわらないな。「題材とした」ってところに微妙な配慮がみられる気もするけど。

産経新聞は容赦ないね。冒頭から「【ロサンゼルス=岡田敏一】日中戦争中の南京事件(1937年)をセンセーショナルに描き、その後不正確な記述や偽写真の使用が問題となったノンフィクション作品「ザ・レイプ・オブ・南京」(1997年出版)を執筆した中国系米国人女性作家、アイリス・チャン氏(36)が、カリフォルニア州サンタクララ郡で死亡していたことが10日、確認された。状況から自殺とみられる」だからね。あ、でも不正確とか偽写真といいながらも「ノンフィクション」って書いているな。ま、「ノンフィクション」なんてものはそういう文体というか体裁の型のことだしね。でもここは「ノンフィクション風」ぐらいの方が良いのじゃないかな。

岡田記者はロス在住だから実際に被害を受けていたのかもしれんなあChangの本のせいで。あと「南京事件(1937年)」って書いているのは南京事件というのは二つあるからだよね。Changが扱っているのの前に外国人(日本人を含む)が中国人に虐殺される事件が起きているわけでさ。

同系列のZAKZAKでも最後に一言「米国で大きな話題となったが、日米の研究者から問題が多いと指摘され、日本語版の出版は本人が拒否していた」と微妙な攻撃を加えてますな。で、今ちょっとアマゾン見てみたんですけど確かに無いですね、翻訳本は。へー・・・知らなかった。へぇ〜へぇ〜へぇ〜・・・(←まだやってるのかなあの番組)。

そうそう、今回このネタでざっとネットを流していたら色々発見があった。たとえば「Nankinという名前の人がいる」とかね(笑)。どうも南京は当時(←1937 )の地名としてはNankingなのだが今はNanjingとか書くようだ。で、Nankinとは書かないらしい。でも最初ボンヤリNankinで検索してたら結構引っかかってきたんだけど根こそぎ人名だったよ。どこ系の人なんだろう。

追記:CNNにChang出演のまとめというかそういう感じのやつ。昔は動画とかもあった気がするけど。っていうか短い時間で行うから色々難しいこともあるんだろうけど、ちゃんと論破しろよなと思う。っていうか虐殺行為があったとか認めてどうするよ。ホント開国以来一度も役に立ったことのない官庁だよな(←有害であったことは非常に多いけど)。宣戦布告を遅らせたアホが昇格してユダヤ人保護した人が処罰されるところだからなあ。

追記2:CNNでも記事が出たけどこれは昨日別のところでも見たのと同じだな。AP通信の記事をそのまま使っているだけだ。一見長くて詳しく書いているように見えるけどさ。独自の見解だせよ!と思う。CNNはちゃんとテメエでばらまいた風説の後始末つけろよな。

なんというか"The Chinese in America," published last year, is a history of Chinese immigrants and their descendants in the United States.というあたりが致命傷になったみたいだね。日本ネタだとアメリカ人には変なこと書いているとかデタラメ書いているとかわからなかったみたいだけど自分たちのことを書かれりゃそりゃわかるわな。アメリカ人が中国人&中国系アメリカ人に対して心理的に負い目を感じるように情報操作しようとしたけど失敗したというわけだ。で、たぶんher fourth book about U.S. soldiers who fought the Japanese in the Philippines during World War IIというのでもう一回全米で反日ムードを盛り上げて仕切り直そうとしていたけどブッシュが再選したので絶望したということかね。あるいはフィリピンで調査しているうちに日本軍が本当はどういうものだったのか知って困ったとかか。いや、そんな学問的/人間的な良心があるようには見えないな。

追記3:毎日新聞にも記事はあったようですね。ZAKZAKとは違って「日本でも翻訳版をめぐり、事件否定派が出版社に抗議、出版が延期されるなど話題になった」と書いてます。あれれ?私が小耳に挟んだ話ではあまりにもデタラメと日本人なら一目で分かることばかり書いてあるので注釈とか書き直しとか解説とかを出版社が要請してたらChangがキレたということなんだけど。あと毎日サイトの検索ではやっぱり引っかからないなあ。なんでだろう?

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