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ポスターとプロの仕事について

思う。

広報とか関連の研究科にいるのにそういうことには特にタッチしていない私ですが、それ系のことを全く知らないわけでもなかったりします。なんというのか成長期に丁度そういうののアレコレ(←曖昧だなあ)もあったりしたので。

で、最近ちょっと気になるんですよ。なんというか政府系広告みたいなのの質について。たとえば模倣品海賊版撲滅云々なんですけど、これの冨永愛さんを使ったポスターなんかはどうですかね。いいんですかね、こんなんで。「ニセモノなんてカッコ悪い、自分を偽る必要なんてないんだから」とかテレビCMでは言わせているみたいですが彼女が言ってもね。ニワトリコスプレのくせにと思われそうですが。

で、冨永愛は置いておいて(←ちゃんとした人だと思っていたけどガッカリだよ)このデザインですよ。顔のアップに「No Fakes」ってねえ。「気持ちにウソはつきたくない」って小さく書いてありますけど、このコピーは海賊版防止と何か関係があるのかしらん?っつーかいったい誰に対して「海賊版を買ってはいけない」と言いたいのだろうか。なんていったら良いのか・・・タレント(女)の顔と適当な英語文字列の組み合わせって・・・ちょっと背伸びしたい昭和中期頃の小学生高学年の図画工作じゃないんだからねえ。しかもこれが「模造品・海賊版撲滅キャンペーン」のためのものだっていうのは小さいフォントでそのまんまのことが書いてある文字列を読まないとわからんし。これがプロの仕事だろうか?っていうか最近はこういうのがはやっているのか?

そんでもう一例。これも街で見かけて気絶しそうになったというかしげしげと立ち止まって見入ってしまった(←ってことは効果あるのか?)。平成16年度薬物乱用防止云々なんですけどね。よく見るのは左のやつなんですけど、ピンクというか赤紫というかの単色バックに女の子が拳握って「No Drugs!!」ですよ。やっぱりこれも図画工作というか素人が数分で作ったみたいなというか・・・。あとコピーも「ドラッグ、私は何があっても、しない」とか書いてあって、うーん「ドラッグしない」ということは「ドラッグする」という日本語があるのかね。「する」は何にでもくっつくけどさ、ドラッグは「やる」ものじゃないのか?

っていうかさ、平成16年の子はどうも無名な女の子らしい。そんで平成15年だと鈴木杏で16年と同様にオレンジ単色バックにNo Drugs!!ですよ。平成14年は濃紺バックに上戸彩でコピーは「ドラッグ、私はしない」。その前の13年は佐藤珠緒でもうちょっと普通のデザインですな。小学生の図画工作よりはマシな感じの。っていうか上戸の腕クロスとか鈴木のパーとかなんというのか、もう言葉を失うのでヤンスけど、どうよ?

この変遷を見てくるとはっきりわかるのは「どんどん悪化して手抜きになっとる」ということですな。なんででしょうね。手抜きして経費浮かしてアレコレとかなんでしょうか。それとも予算が減ってプロに頼めないので事務職のオサーンが年賀状作成の予行練習ついでに作成しているのでしょうか。

あ、どうも財団の歴史をみると「(日本遊技機工業組合理事長)」とかの文字が・・・ガクガクブルブル。

いやあ、すばらしく効果的なデザインですなあ、まさしくプロの仕事ですよ!!ホント!

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